第1節 清水戦の振り返り。
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開幕アウェーは鬼門~次につながる結果~
今回の試合のもっとも大きなポイントは1─1であること。
試合終了後の私の感想は「なんで勝てないんだ!!」と苛立ってしまったことも事実です(笑)
ですが、冷静になって考えると札幌にとってビジターでの開幕戦は鬼門です。私の記憶が確かであれば、ここ数年勝てないという印象。負けてしまって、「なんで負けているんだ!!」となっている記憶がありますね(笑)
それを前提に考えてみると、手応えのある試合だったと思います。。勝てないのを良いというわけではありませんが、確実に進化している証拠ではないかなとも思います。
なぜなら試合終了後に、「引き分けで良かった~」ではなく「なんで勝てないんだ」となったことが第一です。もやもや感が少しでも残ったということは、札幌らしい試合運びができていた証拠ですね。試合の主導権は札幌にあったといっても過言ではありません。
その中でも確実に勝ち点1を獲得、そして次回に向けての好材料も示した。これは長期的な目でみれば勝ったのと同等の価値があるのではないかなと思います。
まずは毎シーズンの鬼門であるビジターでの開幕戦を切り抜けた!自信をもってよい引き分けだったと思いますね!
新加入選手が爆発!!
今回のスタメン予想ですが、予想と青木選手と小柏選手がずれてしまいました。
上記が試合当日のスタメンです。豪華すぎますよね(笑)
ニアピンということでご勘弁をお願いします。
今回は開幕戦から新加入選手である2人が登場しました。その印象も記していきたいと思います
興梠選手の印象
まずは何といってもミシャチルドレンの筆頭格である興梠選手。札幌にとって期待のFWが多いワントップを任せられるほどの期待を勝ち取り先発出場でした。
端的にまとめると
①ポストプレーがうまい。
②体の使い方が別格
③攻撃の起点を多く作りだした
この3点かなと思います。
ポストプレーのうまさはもともと知っていましたが、進化した難解なミシャサッカーで力を発揮できるのかが心配でした。ですが、蓋を開けてみると素晴らしい動き。
相手を背負いながら、体制不利な状態からでも味方へとパスをつなぐ。万全の状態なら体を相手DFに寄せてボールをキープしてからの展開などなどと攻撃の起点を多く作りましたね。裏へと仕掛けようとする動きも見せて、攻撃陣が攻めやすいように裏方の動きもばっちり務めていましたね!
出場時間は長めでしたが、プレーの質を落とさずプレーしていたのも驚異的ですね!
ガブリエル選手の印象
続いては元名古屋の10番。ガブリエルシャビエル選手です。
一部札幌サポはGX18の愛称も使っていますね。18は文字通りチャナティップ選手がこれまで背負ってきた背番号。コンサドーレにとっては攻撃の象徴的な番号です。どうしてもチャナティップ選手を重ねてみてしまうのですが、今回の動きを見ると問題ないどころか、想像以上の働きだったといえますね!
①テクニックがピカイチ
②新たな札幌の象徴
③守備での連動
この3点かなと思います。
元から知っていたことではありますが、やっぱり足元のテクニックはJリーグ全体を通してもすさまじいものをもっていますよね!サイドに比べてセンターラインはDFとの接触が多くなってしまうポジションではありますが、細かいテクニックでなんなく相手のプレスを躱す、抜き去るなどで無力化。
攻撃では興梠、小柏選手との3人での連携で決定機を作ってしまうなどなど、昨シーズンから札幌にいました?と聞きたくなるほどの馴染み具合。不自然は動きがまったくない!さすがガブリエル・シャビエル選手!!と言いたくなるほどです。
心配されていた守備も懸命に走ってパスコースを切りながら、プレス、チェイシングと連動したDFを見せていました。ここからさらに練度があがると思うと良い意味で鳥肌が立ちますね!
ゲーム全体を振り返る
ルーカス無双
この試合を通してのヒーローの一人は間違いなくルーカス選手。
確かに札幌のオープニングゴールもかっこよかったのですが、それ以外の場面でもすごすぎました。左サイドはルーカス選手一人でどうにでもできてしまうのでは?と思えるほどの独壇場。比べるものがないほどに。まさしく無双です。
ボールを持ってしまうと、かならずシュートまでの道を作り出してしまうのではないかと思えるほどのワクワク感さえありましたね。ワンタッチもすごくおしゃれ。トラップと同時に相手をかわしてしまうなど、リズムが一人だけ違ったようにも思えましたね!
今回は1点のみでしたが、私自身覚えているだけでそのほかに2回の絶好機が到来。
1本目はPK
2本目は流れでのシュート
1本目のPKは惜しくも相手GKに読まれてセーブされてしまいましたが、コースは決して甘いものではなく。こればかりはストップできた相手GKを褒めるしかないほどのキックでした。2本目は難しい状況ではあったもののボールをゴールに流し込むだけで決まるのでは?と思える場面で外してしまうといったもの。
どちらも決めていれば、開幕戦からハットトリックですね!決まっていないのが事実ではありますが、慎重に守備的になりがちな開幕戦でここまでの決定機に関われたのがすごいですよね!今季はまだまだ点数を奪ってくれそうな予感がします!
菅野様がいきなり魅せた!
札幌の守護神菅野様。
昨季もスーパーセーブを連発していましたが、この試合でも数度のスーパーセーブ。菅野選手でなければおそらく負けていたのではと思えるほどです。守備時のマークが甘くなってしまい絶体絶命の危機になったときに、最後の菅野選手がしっかり止めてくれるからこそ。あそこまで攻め入ることができるのだなと改めて思えるほどです。
1対1の危機でも、素早い状況判断で飛び出すか、それとも引いて守るのかを誰よりも早く判断できているからこそのセービングですね。GKをやっている子供たちにはぜひぜひ参考にしてもらいたい動きでしたよね!
札幌にとって鬼門であるビジター開幕ゲームを1─1で終えられた立役者は間違いなく菅野選手です。
PA内を飛び出して頭でクリアするなど、札幌らしいリベロ系GKとして君臨しましたよね!今季の上位進出のは欠くことができない選手だなとも感じました!
次戦予想!
次戦は23日のルヴァンカップ!
どんなメンバーになるかなと予想してみると、これまた難しいんですよね(笑)
というのも例年にないほどに札幌の戦力が充実しきっている。過去に例がないほどの豪華メンバーがそろっています。今回のスタメンを改めて見返してみてください。
荒野、菅、深井をはじめとする歴戦の選手たち。ミラン選手をはじめとする昨季に活躍した選手が途中出場。出場できていない選手でも西選手や柳選手などなど、、どうしてこんなに豪華なんだと思えるほどに戦力が充実していますよね!
ここまでそろっていると、公式戦での調子も見たいでしょう。それに日数も近いため、完全なターンオーバーをしかけてきてもおかしくないはずです。予想で完全ターンオーバーのメンバーでイレブンを組んでみました。
基本は清水戦ベンチスタートメンバーを中心に考えてみました。個人的な予想なので外れる可能性大です(笑)
ですが……うーん。。十分に行けそう。戦えそうなメンバーです。
次戦のルヴァン杯ではだれが先発するのか、大変楽しみな試合になりますね!
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