Jリーグもいよいよ終盤に入ってきました。オフシーズンが迫ると盛り上がるのは移籍話ですよね。今回は北海道道東の釧根管内唯一の出身選手である千葉和彦選手について取り上げたいと思います。
(wikiでは岩見沢市出身となっていますが、マネジメント会社の吉本は釧路町としてありますので、オフィシャルの吉本様を尊重します)
J2新潟から移籍の話があるとのニュースが流れている選手こそ、この千葉和彦選手。DFとして広島時代の森保一監督を支えた名プレイヤーでもあります。毎年のやべっちFCのデジッチで多くの人を楽しませている選手でもあり、知名度が高いはず。
この千葉選手の経歴と凄さを徹底的に紹介しようと思います。
プロフィール
国籍 日本
生年月日 1985年6月21日(35歳)
出身地 北海道釧路町
身長 183cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム 名古屋グランパス
ポジション DF
背番号 5
利き足 右足
ユース
1994-1997 釧路富原FC(富原小)
1998-2000 橋北中
2001-2003 日生学園第二高
クラブ
2004-2005 AGOVVアペルドールン
2005 FCドルトレヒト
2005-2011 アルビレックス新潟
2012-2018 サンフレッチェ広島
2019- 名古屋グランパス
代表歴
2013日本
釧路町出身の選手。北海道との縁が深い
釧路町出身のJリーガーになりますね。前述した通りで釧根エリアからJリーガーとなっているのは2020年現在ではこの千葉選手のみです。縁があるという意味では北海道コンサドーレ札幌の金子拓郎選手もですが、出身選手はこの選手だけです。
釧根エリアは今なお、芝のグラウンドが極端に低い環境となっており、選手の育成に非常に大きな影響を与えてしまいますね。。ただ指導者は昔から優秀だったようです。この釧路富原FCは現在も存在するチームですね。釧路町富原小学校のチームという印象が強いチームです。
この千葉選手も富原小学校に通っていたのではないでしょうか。そして釧路町は近年かなりスポーツに力を入れている自治体で、バスケットやバドミントンの強豪地区のようです。バスケットでは女子日本代表選手がいるようですね。
ただ、この千葉選手は帰郷してのトークショーやサッカー教室は残念ながらまだないようです。。お金がかかるはずなので、なんとも言えませんが釧路町エリアはサッカーも盛んなようですから、是非とも呼んでほしいななんて思ってしまいますね。とは言え、バスケットボール選手は呼んでいるようなので、やろうと思えば可能なのではないのかななんて思っています。
代表はザッケローニ時代に招集
この千葉選手の凄さは1度とは言え、日本代表に招集されています。その時代はザッケローニ時代。近年の代表としてはスターだらけの代表メンバーだったので、その中でも選出されたのは千葉選手の凄さを物語っています。
当時の代表メンバーのほとんどは海外組、国内組でも数年たてば海外へと羽ばたいた選手だらけでした。その中でも呼ばれるのはこの千葉選手が相当の実力者であったことが推察できますね。2013年のころの千葉選手は広島の黄金期を支えるCBの一人です。Jリーグ連覇など輝かしい実績をもつ国内トップのプロフェッショナルです。
オランダからの逆輸入型のJリーガーでもあるので、他の選手よりも経験してきた場数や濃度が違うのかもしれません。2020年では35歳とベテランの選手です。それでも人気が高く、敵味方問わず愛されているプロサッカー選手です!
選手として
広島時代にCBとして破格のパス成功率90%!
個人的にこの試合の千葉選手がすごく印象深いです。
明治安田CS 決勝 第1戦(2015年)。この年のJリーグは年間3位までの上位チームによるトーナメントを最後に行い、年間王者を決めるシーズンとなっていました。このシーズンは森崎和選手と千葉選手の圧倒的なパス成功率で誰もが止められない広島でシーズン1位となります。
CS第1戦では先制を許すミスをしてしまいましたが、即座に持ち直し1対1での対人戦の強さを見せつけます。G大阪のパトリックを完璧に抑え込む事に成功すると、流れは完全に広島ペースに。DFとしてこれ以上ない活躍をみせました。
Jリーグ屈指の対人能力を持ち、打点の高いヘディングでのゴールもできる。CBとして理想的な選手です。現在は名古屋グランパスに在籍しており、あと1試合出場で350試合出場を達成します。そろそろ出場するのか、いつ達成するのか注目です。
明るく機転の利いたトークで人気が高い。
ここは動画をご覧ください。
動画だけ見てもらえば、この選手の面白さと軽快なトークがわかるはず。ドーピング疑惑から復帰した時もFCサプリメントから移籍してきたと言ったとか(笑)
機転が利く。チームを明るくするムードメーカーなのだと思います。何も言いません。動画をご覧ください。
このキャラクター性は他の誰もまねできない。オリジナルのもの、Jリーグファンで彼の事を嫌う人はいないんじゃないかなと思います。
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