北海道コンサドーレ札幌の決定力不足を考察してみた。決して悪いことではないプラスに捉えよう!

Jリーグ
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決定力不足、、決定力不足、、と最近脳内をリフレインしているくらいこのワードを聞いてしまいますね。

今回はこの決定力というワード、それについて考察してみました。ネガティブになりそうな言葉ですが、そんな事はありません。

プラスに捉えてほしいという考察です!その理由について自分なりに推察してみたので見てほしいなと思います!


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決定力不足がピックアップされがちな札幌

【J1戦力分析|北海道コンサドーレ札幌編】各ポジションを補強も前線には課題が残る。当面の目標は―― | サッカーダイジェストWeb
 昨年末にペトロヴィッチ監督は新シーズンに向け「まずは昨季を上回る成績を残し、そのなかでチャンスがあればタイトル獲得も視野に入れたい」とコメント。さらに4チームが降格となるレギュレーションについ...

悔しいですが、決定力不足は事実です。本当に悔しいですが、、、

でもプラス面も見つけています。その考察もしていますのでぜひ銭ゆっくり見ていってください。

2020JリーグでPA侵入率は高いが…

2020のJリーグではワクワクすることが多かったはず。今振り返ってみても、攻撃的に打って出る戦術がチーム全体に浸透したからなのか攻撃をしまくっていた印象が強いですね。クロス、ミドル。どこよりも攻撃をしていたのではないかなと思えるほどですね。

ただし、ゴールシーンを見られるのは試合に寄り切りで、残念ながらあまりありませんでしたね。チャンスは作れているのになぜか決めきれない。ドド選手はついにくやしさのあまり倒れ込んで動けなくなってしまうほど。。衝撃的なシーズンでした。

 

TM浦和戦でも1本目20本で1得点のみ

▼TM浦和戦についてはこちら

今季最初のJ1クラブとのTM!!名門浦和レッズを圧倒4─1の衝撃をまとめてみた!

決定力の改善も期待される今季もTM浦和戦では1本目。45分間で20本ものシュートを放っていたとか。シュートの形をみていると決定機と呼べるものも多く。ゴールハンターとしての働きができればもう少し点差がついたのかもしれません。

完成度が高いと言われている札幌です。昨季に続いて在籍している選手も多く、戦術の浸透度はかなり高いかなと考えられますね。ただし、20本のシュートで1得点というのはある程度サッカーをしっている人なら物足りないのを感じる数値なのは事実ですね。

オールコートマンツーマンと決定力不足は関係するのか?

オールコートマンツーマンの強み

ここで気になるのはオールコートマンツーマンシステムで決定力が落ちたのかという考えですね。守備時から走り回っていて、ゴール前で体力がある状態。万全な状態でシュートを枠に飛ばせられるのか、冷静な判断ができるのかといいう議論です。

個人的な考えにはなります。当時の私も決められない要因にオールコートマンツーマンがあるのではと思っていましたが、プロサッカー選手の体力を考えると、この考え事態がサッカー選手を甘くみていたのかもしれません。走ることになれていて日頃から体力づくりに励んでいる選手たちですから、体力面での問題はないはず。

むしろトップアスリートというものは体力がイイ感じに抜けた時に真価を発揮します。力が抜けていいくらいの能力を発揮できるものです。オールコートマンツーマンの利点は次の項目で説明します。

ゴール前でより余裕を持てるの戦術。近代フットボールのゴールパターンから。

主に効果的といわれるゴールパターンは現在2つに絞っていいはずです。

①相手の守備が整うまでに素早いカウンターで仕留める

もはやサッカーの代名詞といっていいゴールの奪い方ですね。欧州でもバルセロナのSMNトリオ時代にはこの3人による素早いカウンターで何度も相手の守備をズタズタに切り裂きました。

現在もスピードハンターが欧州で力を持っていますね。過去にはマイケル・オーウェンや全盛期のブラジルのロナウドもそのタイプ。今でも神童エムバぺやサラー、マネなどこれまたスピードに秀でたタイプが多いです。

Jリーグでは2020序盤のFW鈴木武蔵選手の存在があげられるのではないでしょうか。Jリーグ再開後の鈴木選手の動きだしはまさにこのタイプでしょう。この攻撃パターンが有効的であることは周知の事実ですね。

②相手のビルドアップを阻止。そのまま突っ切る

俗に言われるショートカウンターの形。相手がビルドップで前かかりになっているところでパスをかっさらう。そしてそのまま突っ込んでいくスタイルになりますね。

札幌がやっていオールコートマンツーマンもはまれば、前述したようなショートカウンターを多発できる超攻撃的なスタイルです。前線に選手が残るのも魅力的ですね。

プレミアのリーズやユベントスなども採用しているように思える戦術であり、これからムーブメントが予想されますね。それほどの戦術のため、決定力に影響を与えているようには思いません。

むしろ良い影響を与える戦術ではないかなと思いますね。システム構成としてもごちゃごちゃになることがなく誰がどこにいるのか把握しやすいです。

 

フィニッシュ精度の向上への解決策。鍵はジェイ・ボスロイド選手のゴールの形

判断が早い!だからこそどれもこれもが美しく、考えられたゴールだと感じています。

▼ジェイ選手の人柄や凄さはこちらでまとめています!

彼なしには北海道コンサドーレ札幌を語れない!札幌の「キング」ジェイ・ボスロイド(JayBothroyd)

フィニッシュも一つのテクニック

日本人の考え方なのでしょうか。フィニッシュを別の能力とみている気がします。ゴールハンターの動きを見ていると、相手との適切な間の取り方とポジショニングがさえている選手がおおく。これはテクニックというべきものではないかなと感じますね。

よく落ち着けば決められる、冷静になれば……という意見もありますね。私もその考えであったのですが、いろいろ調べていくとそれだけでは解決しません。

スペインのFWラウール・ゴンザレスは多くの選手のゴールシーンを見ることでどこにどのタイミングで蹴ればと学習をしていたようですね。それほどの勉強が必要なのがフィニッシュです。天性のものでもなんでもないです。よく決定力不足を補うために選手を補強するという事もありますが、その選手のテクニックが果たしてチームと合致しているのか。そこを考えてとらないと大変なことになりますね。

スーパースターを獲得しても簡単に解決する問題ではありません!

ジェイのフィニッシュから読み取れるGKとの駆け引き。絶対的な手本がいる強み

札幌には最高のFWでもあるジェイボスロイド選手がいますね。経歴も実力もJリーグでトップクラスのゴールハンターであることは証明済みです。本人が何かしらの媒体で、頭よりも足でのシュートの方が得意と発言していましたね。そこに解決の糸口があるのではないでしょうか。

これまでのゴールを振り返ると、至近距離でのヘディング、足元からのシュートは端をつくカーブもかけてGKがとどかないような細かな調整を加えていることが良くわかります。ゴール前での一工夫。それが明暗を分けているように感じますね。

ゴール前で余裕があるように見えるのもどんな状況でもどのようなシュートを打てば効果的なのを知っているからなのではないかなと感じます。美しいゴールはこれまでの蓄積された経験と確かなテクニックからのものなのだろうと考察します。練習試合での瞬時にループを選べるのも状況に応じた適切な回答をもっているからこそだろうと思いますね!

決定力不足は成長の証!長い目でみるのが吉と考察。

散々決定力不足について書いてきましたが、個人的に決定力不足を騒がれるのは悪いことではないと考えています。打たなきゃゴールを奪えない競技こそサッカーです。野球のように一人あたり何打席があるというようなことはありません。シュートチャンスが0なんてことがあるのはサッカーです。

その中で決定力不足が騒がれるのはシュート数という母数が増えているからこそだと思います。その事からシュート数が多いのは挑戦している証拠。成長している証拠だからだと感じ取れます!ジェイ選手が以前サッカー紙で語っていた日本人のミスを恐れてのシュート数の少なさはまったく感じられないチームこそ北海道コンサドーレ札幌です。これはプラスに捉えていい気がしますよね!

前述した通りでサッカーには状況に応じた最適解に近いシュートコースやパターンがあります。それをよく知っているクリロナ、メッシやイブラヒモビッチはゴールを量産できますし、Jリーグではジェイ選手の決定力が高い理由もそこにあるからではないかなと思います。

GKも人間なので、物理的に確実に入る形が存在します。決まりやすいゴールパターンを確立できれば決定力が向上。ACLどころか優勝も見えるのではないかなと感じますね。

 

 

コメント

  1. […] 北海道コンサドーレ札幌の決定力不足を考察してみた。決して悪いことではないプラスに捉えよう! […]

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