気が早いかもしれませんが、対広島戦について考察してみました!
過去の対戦データから見えるジンクス。
それに加えて、注目選手やプレーについてもまとめてみました!
横浜Mー広島戦を見ての推察も!
今回はできるだけコンパクトにまとめたので、見ていただければと思います!
▼前年の戦いはこちら!
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過去の対戦成績から見える相性
アウェー開催(広島)では厳しいデータ。
これまで広島とアウェーの地で戦ったデータは
私調べでは
11試合で0勝4分7敗
過去一度も勝てていません。
ジンクス的な話になると
鹿島以上です。
アウェーで1勝もできていないのは
この広島だけですね。
Jリーグ優勝の法則として、
ジンクスを打ち破るのは必須条件
それを考えると、
勝てていない相手はアウェー広島のみかなという印象ですね。
後一歩!!という試合も多いです。
なぜか勝てない相手でもあるので、ここで打ち破ってほしいなと思います。
ミシャ就任2018年以降のアウェー広島戦
この2018年以降のアウェー広島戦でゴールを奪っているのは
3人のみ!
Jリーグ、Jリーグ杯問わずです。
一人目はアンデルソン・ロペス選手。
奪ったのは2019年のJリーグ杯。準々決勝で相手GKの準備不足をつく
精度の高いコースをついたコントロールシュートです。
もう2人は
2020年のJリーグ。同一試合で奪っています。
①福森晃斗選手
②宮澤裕樹選手
の2選手になりますね。
なんとなくこの2選手の名前を見た瞬間にゴールシーンは想像できたかと思います(笑)
福森選手は直接FKを沈めていますね。
至近距離からでもありましたが、札幌の武器である
黄金の左がさく裂したシーンですね!
宮澤選手もセットプレーから!
福森選手とのホットラインで魅せたゴールです。
空中戦での強さを見せてます。
抜群のポジショニングで、ほぼフリーの状態でのヘディング!
何度見てもほれぼれしてしまうゴールですね!
補足情報
1試合当たりで最大得点を奪ったのは
98年の対戦で3点を取っています。
それでも広島に4失点を喫して負けていますね。
この試合での複数得点者が札幌のレジェンドである
吉原宏太さんです。
札幌が苦手とするアウェー広島戦で1試合で複数得点を奪えているのは
吉原宏太さんしかいませんね。
過去の対戦から見える弱点
ここ数年でのアウェー広島戦でゴールを奪ったパターンとしては
前述の通りでセットプレーからの展開が多いです。
福森選手は今季はいまだFKを沈めていませんが、
ここで今季初のFKゴールが出てくる可能性がありますね。
CKからのアシストも期待できます。
このデータは後述する対横浜M戦でも顕著にでていて、
PA内での攻防では弱さが見えます。
セットプレーからの失点はありませんでしたが、
PA内での攻防という意味では共通点になるのでは?
と推察します!
勝つ為には複数得点は必須条件なのもここ最近の試合から読み取れるので
攻撃がさく裂するのを願いたいです。
横浜Mー広島を見ての考察
広島の攻撃
中央サイドでもぐいぐい突破してくる
パワーフォワードタイプが多いイメージです。
特にドウグラス・ヴィエイラ選手には毎回やれているようなイメージがあります。
中央サイド問わず堂々とカットイン。
今回の試合ではそのドリブルの形の中で、
DFと1対1の状況でも
パワーで体を一歩前へと出して
PKを獲得したイメージもありますね。
最終突破エリアは
これまで札幌が失点している
①横浜C
②名古屋
の2試合と同じく
このエリアです。
ここを防ぐためには両CBの位置取り、中盤の底のカバーリングが必要なのではないかなと考えます。
それを考えると、そろそろ高嶺選手の出番ではないかなとも感じますね!
狂犬タックルをそろそろJ1で魅せてほしい!
広島守備の攻略方法
上記したセットプレー以外の攻略法を考察してみます!
小柏が効果的
ロングパスからの失点がありました。
そのロングパスも精度が良いとは言えないパスで
広島の守備が対処を誤ったイメージです。
冷静であれば
絶対にするはずのないミスでしたが。
なぜミスが起きてしまったのかというと
横浜Mの前田選手の影響が多いように感じました。
GKに戻せばいいのでは?
という考えもありますが
追っているのが俊足の前田選手です。
GKに戻したはずのボールが前田選手にさらわれる可能性を考えると、
前方へのクリアしかない。
この状況下と同じ事ができるであろう選手は
札幌の小柏選手になるのではないかなと感じますね。
速度のある選手を前線に配置することで相手DFは警戒をし続けなければいけません。
今回の試合を見ていると
非常に小柏選手の速度が活きる試合になるように思います!
金子、小柏の縦の意識が使えれば効果的かも。
前田選手の存在によって
中央を固めなければいけなくなった広島。
それに伴い
両サイドで1対1の状況が多くなりました。
小柏選手の縦への意識と裏取りを一度でも魅せることができれば
横浜M戦の失点をフラッシュバックさせる事もできるかと思います。
そうなると。
今回の横浜M戦のように中央を固める対応が自然と多くなる。
その中で両サイドの金子、ルーカス選手が活きてくるのではないかなと感じます。
金子選手は縦への意識、裏取りの意識が非常に強くもっている選手でもあります。
サイドが緩くなれば、得意の右サイドから一気に駆け上がる
そんなダイナミックな攻撃もできるように思います。
そうなると、自由にプレーできるスペースが増えるため
カットイン、クロスにつなげやすくなり
よりクオリティの高い攻撃ができるのではと推察します!
駒井、チャナが前への意識を強く持てるか
もう一つはこの金子、ルーカス選手と中央の選手の間。
前述した5レーンの攻略法。
これも効果的なように思いました。
比較的低い位置からスタートする
駒井、チャナティップの両選手が
今まで以上に高い位置を取り、なおかつゴールにつながるプレーができれば
得点につながる形がより上質になるように思いますね!
このエリアに侵入するかしないかでは
相手に与える脅威度も変わってきます。
クロス、裏抜け。
この2つを生かす意味でも、
この両選手が高い位置を取り、ボールを下げる事なく
縦!縦!!へとつないでいければより怖い札幌の攻撃を見せられるかと思いますね。
攻略の最大のカギを握っている。
得点への道筋を切り拓くのはこの両選手の位置取り次第ではないかなと感じます。
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