一部界隈で話題になっている前線からの守備による弊害。FWが疲労してしまうことで、得点の場面でおかしくなる。
そんな議論がありますね!
この話題は数年前にもサッカー界のレジェンドが名言として残した言葉にありました。
ではその名言の主、名言から読み取れるものは何なのかを私見を交えて解説していきます
8~9月の札幌
まずは勝無しの状態が目立った札幌の振り返りです。
7月の横浜FM戦以降、実力で勝った展開はあまりなかったかなと思っています。
マンマークシステムは一時は非常に機能しており、点数が奪えていたのですが、しばらくは機能不全に。日程の絡みもあったのかなとも思っています。
まだまだ選手層が薄いチームなので、あれだけハードな試合展開を重ねてしまうと勝てるものも勝てなくなってしまうなとも思いますね。
プロである以上、内容よりも結果が重視されるのは言うまでもありません。無得点試合も長く続き、ワクワクさせてもらえない試合も多かったなと。
しいて言うなら前節の神戸戦のFW小柏、GK中野。大卒トリオがボールを保持した時くらいだったような気がしますね。
しっかり引いて守る相手には攻略の一口がなく。カウンターを食らって失点。毎回同じパターンだったなと感じています。
個人的にも気になるのは得点力不足。一体何が起きているのか自分なりに探っていると、世界的スター選手の名言の中に今の状況に当てはまりそうなものをみつけました。
その選手こそヨハン・クライフ。FCバルセロナの偉大な監督で選手、今まさに札幌が目指そうとしているハイプレス&ポゼッションサッカーの生みの親ともいえる選手になります。
彼の言葉を借りながら、私見を交えて解説していきます。
ヨハン・クライフってなに者?
まずは経歴を紹介!近代サッカーを語る上で欠かせないキーマンです!
名前 | ヨハン・クライフ |
年齢 | 68歳(故人) |
身長・体重 | 176㌢、67㌔ |
経歴 | アヤックスユース(オランダ) |
クラブ(選手として) | アヤックス(オランダ) 1964─1973 |
バルセロナ(スペイン) 1973─1978 | |
渡米 1979─1981 | |
レバンテ(スペイン) 1981 | |
渡米 1981 | |
アヤックス(オランダ) 1981─1983 | |
フェイエノールト(オランダ) 1983─1984 | |
代表(選手として) | オランダ 1966─1977 |
監督 | アヤックス(オランダ) 1985─1988 |
バルセロナ(スペイン) 1988─1996 | |
カタルーニャ選抜 2009─2013 | |
獲得タイトル(選手・アヤックス) | エールディヴィジ (オランダ1部リーグ) 1965-66, 1966-67, 1967-68, 1969-70, 1971-72, 1972-73, 1981-82, 1982-83 |
KNVBカップ (オランダ国内カップ) 1966-67, 1969-70, 1970-71, 1971-72, 1982-83 | |
UEFAチャンピオンズカップ(現CL) 1970-71, 1971-72, 1972-73(3連覇のためビッグイヤー獲得) | |
UEFAスーパーカップ 1972, 1973 | |
インターコンチネンタルカップ 1972 | |
(選手・バルセロナ) | ラ・リーガ (スペイン1部リーグ) 1973-74 |
コパ・デル・レイ (スペイン国内カップ) 1977-78 | |
(選手・フェイエノールト) | エールディヴィジ 1983-84 |
KNVBカップ 1983-84 | |
獲得タイトル(監督・アヤックス) | KNVBカップ 1985-86, 1986-87 |
UEFAカップウィナーズカップ 1987 | |
(監督・バルセロナ) | UEFAカップウィナーズカップ 1989 |
コパ・デル・レイ 1989-90 | |
ラ・リーガ 1990-91, 1991-92, 1992-93, 1993-94 | |
スーペルコパ・デ・エスパーニャ 1991, 1992, 1994 | |
UEFAチャンピオンズカップ 1991-92 | |
UEFAスーパーカップ 1992 | |
個人タイトル(主要なタイトルのみ※一部) | バロンドール(欧州年間最優秀選手賞 1971, 1973, 1974 |
国籍 | オランダ |
ポジション | 主にウイングFW |
ヨハンクライフ氏の言葉から見える課題とは
近年、試合中に最も多くの距離を走った攻撃陣の選手が賞賛される傾向にあるが、私のサッカー観とは相反している。1試合で10kmも攻撃陣の選手が走るのは間違ったポジションを採っていることに他ならない。守備陣の選手は良いとしても攻撃陣の選手が走り回り体力を浪費することは、重要な局面での瞬間的な閃きや判断力が鈍りチームに悪影響を及ぼすことに繋がる
私のチームでは、キーパーが一人目のアタッカーで、フォワードが一人目のディフェンダーだ。
FWの守備の重要性も訴えていますね。
この事から読み取れるのは札幌の挑戦は間違った方向ではないという事。
Jの他チームでも前線からの守備はたびたび見られます。では何が問題なのか。
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