沖縄でのキャンプが終了しましたね。これから熊本にキャンプの場所を移し最終調整に挑むことになりそうです。
これまでのTMでは負けない!仕上がりの良さが目立ちましたね。チームのピークがここでない事を祈りたくなるほどの好調ぶりでした。ミシャ監督がいない中でもここまでできたのは、チーム力の向上が見えます。遠くから見守るミシャ監督も心強く思うのと同時に指揮したいという欲求に駆られていたのではないかなと推察します。
今回も個人的な考察で、この沖縄キャンプのTMと注目選手をまとました!
沖縄での公開されたTMをまとめてみた!
4戦で3勝1分。無敗街道を突き進んだ!
対沖縄SV戦
今季最初のTMから2─0と完全勝利で迎えた札幌でした。映像を見ても仕上がりの良さが際立ちましたね!個々のスキルに加え、ミシャ監督不在で不安視された戦術の浸透も払拭された人も多いのではないかなと感じます。
攻撃的な引き出しも多くなりましたね!先発出場を果たしていたと言われる小柏選手が結果を残し、ファン、サポーターの期待も高まったのではないかなと感じますね!
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今季最初のトレーニングマッチ!対沖縄SV戦から読み取る!注目すべきは金子拓郎選手のゴール
対千葉戦
第2戦目となったTMです。こちらは45分×3本の試合でした。この試合で注目されるようになったのはなんといっても新加入選手の青木選手ではないかなと感じますね!
攻撃時の質の高い動き、技術、勘ともに優れた選手であることをサポーターは感じたのではないかなと思います。2試合連続無失点も誇れる点で新加入である岡村大八選手への期待の声も段々とでてきた時ではなかったかなと振り返ります!
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今季TM2戦目!気になる収穫をスコアから読み取って考察してみた!
対京都戦
こちらの試合はサイドアタッカーが豊富となっている京都との激突でした!京都の監督はサイドアタッカーの動きをかなり重要視するタイプの戦術を取られることで知られる方ですね!
運動量も豊富で足の速いサイドアタッカーが多い相手です。そもそもの札幌が苦手としていたスタイルでもあるので、ここに対しての3─3はかなり自信になったのではないかなと感じています。
▼直接試合を分析したものはありませんが、京都戦に触れたものはこちらです!!
青木亮太選手と相性抜群のニューフェイス小柏剛選手と金子拓郎選手の動きに迫ってみる。
対浦和戦
1本目での圧倒ぶりが報じられた対浦和戦です。結果以上に内容で圧倒していたようで、1本目の45分間だけで20本ものシュートを打ったようですね。
ゴールの4得点は3選手が決めており、チームとして段々調子が上がっていた事が感じられました!
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今季最初のJ1クラブとのTM!!名門浦和レッズを圧倒4─1の衝撃をまとめてみた!
全勝!どれも価値ある勝利だが京都戦の勝利が際立つ!
なんといっても京都戦が注目されるべきではないかなと思います。札幌戦後にはFC東京に6─2で快勝済みと仕上がりの良い相手に対しての3─3は誇らしいですね。京都の攻め方はどうやらサイドを主体としたもの見たいなので、札幌がこれまで苦手としてきた戦法ですね。そこに対して45分×3本の試合で複数失点をしていないのが素晴らしい。ずるずるとやられなかったというのも期待できそうですね。
この試合の守備を考えると両サイドのCBである福森選手、岡村選手がかなり堅牢な守備を見せたのではないかなと考えます。岡村選手は新戦力でもあるのでこのスコアは自信になったのではないかなと感じます!開幕戦が札幌開催とホームからスタートです!開幕スタメンも考えられる活躍をしているので、札幌での公式戦デビューは想像以上に早いかもしれませんね!
全試合を通して感じたのは前線からのプレッシングが非常にチーム全体でできるようになっている点です。浦和戦でもチーム全体で連動してパスコースを限定。そこに足の速い小柏選手や青木選手、金子選手が突っ込んでくるのでたまったものではないはず。抜かれた後の対応も非常に潤滑に動いていてオートマチックなシステムになっている気がしますね!
想像以上の仕上がりを見せているのではないでしょうか!
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注目選手は?
全試合1本目で出場する。右CBの岡村大八選手
▼少し前のブログですが、上げておきます!
進藤選手の移籍によって右CBのポジションが空いた。田中駿汰選手もいますが、バックアップを考えても怖い点でしたね。その中で今回の沖縄キャンプ中の岡村選手の出場と活躍はすさまじいものがありましたね。田中選手の負傷の影響も0ではないと思うのですが、出場のチャンスをものにする力を感じます。
晩成タイプが多いと言われる前橋育英高出身で前所属ザスパクサツ群馬です。JFLに武者修行があるなど将来性に期待をされていた選手です。JFLを経験することでワンチャンスをものにする力がついたのかもしれませんね。今回の沖縄キャンプ中には間違いなく右CBのポジション争いに名前を挙げたと思われますね!ミシャからの印象もよいのではないでしょうか。
前から言われていたことではありますが、シュートポジションへの侵入は今回のTMの中でも何度もシュートを打っていたのではないかなと思います。公開された動画の中でもシュートを放つシーンがありましたね!進藤選手の陰を追うわけではないですが、攻撃的なCBはミシャの好きなタイプなはず。重用されるのではないかなと思います!
前線からの強力な守備を見せるFW小柏選手
▼こちらで軽くプロフィールを上げています!
青木亮太選手と相性抜群のニューフェイス小柏剛選手と金子拓郎選手の動きに迫ってみる。
前年のJリーグでも特別指定選手として抜群のスピードを見せていた小柏選手です。今回のキャンプ中にもそのあまりあるスピードが連携の中で発揮されるなど、より効果的で効率のよい速度の出し方ができていたのではないかなと思います。ゴール数は物足りない気がしますが、それにしてもシュートチャンスは多かったはずですね!シュートチャンスが多いという事はそれだけ可能性があるという事。かなり順応しているのではないかなと感じます。
今回最も注目したいのは、相手GKでさえ困ってしまうほどの俊足でのプレッシング。通常の選手だと小柏選手クラスのスピードでプレスに行くと突っ込むことしかできないのですが、その中でも切り替えしができそうな気がしました。快速を誇る選手ですが、全力疾走は想像以上のスピードなのかもしれません。前線からのプレスという意味で、前年から挑戦する札幌の新戦術に大きな風をもってきそうです。
前述した通りであれだけのスピードで走ると、ドリブルにしても周囲が見えなくなるはずなんですが、冷静にいい位置にいる味方にパスができるのも魅力的に感じました。引き出しが多いです。自らがゴールを決めるだけではなく周りの選手のアシストもできるのは希少な選手なのではないかなと感じます!
アシスト&ゴール!金子拓郎選手
▼プロフィールはこちらから!
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督がサポーターに送る特別な選手の一人~特別なシャドーストライカー金子拓郎~
今回の出場はシャドー、WBの2ポジションで起用されていたのかなと感じる金子選手です。自ら切り込むことでチームにPKをもたらすなど切り返しや1対1の駆け引きでの切れ味は増しているのかなとも感じました。背番号9と攻撃での中心選手としての役割を期待される選手ですが、その期待に応えてくれそうな気がします。
得点力も増しているのかなとも感じました。ポスト直撃のシュートなどあとわずかのものが多いです。これまではポスト外に飛ぶこともあった同選手のシュートですが、徐々にゴールマウスをとらえきれるだけの精度になってきているのかなとも思いますね。シーズン途中にさらに磨きがかかれば2桁得点が見えてくるのではないかなとも思います。
そしてTMを通じてゴールとアシストの両方を記録している選手ですね。特に今回アシストにつながったのはクロスであり、昨シーズン以上に上質なクロスを供給しているようも見えますね!浦和戦で魅せた高嶺選手へのクロスはあとは決めるだけのクロスでした。日本大学時代にはFKで高精度なキックを前橋育英時代にはサイドからアシストを連発している選手なので、まだまだ進化は続きそうです。岡村選手のところでも書きましたが、前橋育英高出身選手は頭が良い選手が多いためなのか晩成型が多いです。完成した時にどんな選手になるのか。楽しみでたまらないですね!
シャドーの新戦力が台頭!青木亮太選手!
▼プロフィールはこちらから!
今回のTM4戦を通じてMVPを上げるとするなら青木選手かもしれません。連続ゴールと得点感覚に優れている事を結果で証明しましたね。シュートも上質なのですが。個人的には相手の守備と守備の空間、俗に言われる間隙に入り込む能力が高い事に驚きました!ゴールを奪える選手は欧州リーグを見てもこのスペースにいち早く入れる能力の高さが目立ちます。爆発すると止められない選手かなとも思いました!
元々知っていた人もいるかと思うのですが、足元のうまさが凄いですね!体を使って点数を奪えますし、ドリブル、パスと選択肢も多いです。このレベルのテクニシャンは少しのエリアを与えるだけで自分の力を使えるので、前述した空間をいち早く自分のものにする能力が合わさることを考えると恐ろしい選手になりそうですね。
そのため、プレー前に一呼吸がおけて状況判断も上がるはずです。ラストパスもすごく上手だとおもいますし、自分でもドリブルで切り込めますね。相手に合わせて1トップが変わるかと思います。ワントップがジェイ選手の時は両選手のテクニックで観客を沸かせるゴールシーンを演じてくれそう。小柏選手となら今回のようにゴールを量産できるかと。
WB、それから中盤の底もできるかもと思わせてくれる選手です。今シーズンに加入してきた選手が活躍しているのもチームとして心強いですね!
激化する中盤の底!
優秀な選手が集っている中盤の底!
攻撃陣も優秀ですが、個人的に気になるのはこれまたミシャサッカーの根幹を担う中盤の底です。高嶺選手、宮沢選手、深井選手に加え、負傷中で試合出場が中々できなかった田中選手、中盤の底の選択肢もある駒井選手、荒野選手などなど豊富すぎる!だれかが抜けてもカバーリングできるのはうれしいです。どの選手がでてもチーム力が落ちることはなさそうですね!
このポジションの競争が激化するのはこれまでの札幌でもありましたが、今回の激化ぶりは贅沢なほど選手がそろっています。ここまでハイレベルな中盤のポジション争いが札幌で見られるのはかなり珍しいのではないでしょうか。どの選手もJ1トップレベルの中盤といっていいはずなので、豪華すぎます!
昨季は前線で使用された荒野選手と駒井選手ですが、今季のシャドーの動きを見ていると中盤での起用になりそうな気がします。試合相手との相性をみて変更もできますし、コンディションをみての変更もできるのはすごく頼もしいです!
攻守の要のクオリティアップは心強い!
ミシャサッカーにおいて中盤の底にいる選手はCBの攻め上がりによるカバーリングでポジションチェンジでCBになってみたり、攻撃のタクトをふるう司令塔になったりでセンターラインの好守を担う役割が非常に大きいですね。勝利に直結する動きにもなりかねるポジションでもあります。ここの選手層が厚いのは上位進出を狙う上で大切だったと思います。
札幌サポーターにとって前述した選手たちの名前は安心させてくれる。ストレスなくプレーがみれる選手たちなので、どれほどのポジション争いかは想像するのはたやすいですよね!
一時期は「優勝っていいたいけど……。まだ早いだろう……」というCMがありましたが、そろそろ本当に「優勝っす!」と堂々と言ってもいいほどの布陣ではないかなと感じますね!
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